ポイント
菊花賞、有馬記念と中長距離GⅠを制したサトノダイヤモンドの2年目産駒。父自身、伸びのある馬体で長めの距離に向きそうな体形をしており、初年度産駒の様子からも、その傾向は産駒に色濃く伝わっているようだ。母はダートで勝っているが、祖母、曽祖母ともに芝の重賞を制しており、潜在的に芝適性を保有している可能性は高い。このような血統背景や、胴長で四肢がスラリと伸びたシルエットからすると、本馬も父同様に芝の中長距離戦が主戦場となってきそうだ。父が持つHaloのクロスを本馬の代でも更に重ねており、高速馬場への対応も十分に可能だろう。おっとりした性格からも長めの距離はこなせそうな印象で、春の東京芝2400mを意識したくなる存在だ。

【予想体重】450～470kg
【距離適性】1600～2400m

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ラスティックベルの牝系は、最近も曽孫のクロノロジストからノームコア、クロノジェネシス姉妹が出るなど、その活力の泉は未だに枯れる気配を見せません。本馬が属するフサイチエアデール一族も、母の全姉の子ソリタリオが2022年のシンザン記念でクビ差2着し、勢い付いています。BMSとして優秀なフレンチデピュティ、キングカメハメハに父を配し、サンデーサイレンスの3×4。実績抜群の牝系にはこうしたシンプルで美しい配合がよく合うのではないかと思います。

主な兄姉・近親
祖母：ライラプス、いとこ：ソリタリオ、曽祖母：フサイチエアデール

募集価格 1,800万円
5代血統表ブラックタイプ