ポイント
府中牝馬ステークスに勝ち、エリザベス女王杯では3年連続2着。海外遠征にもチャレンジしたクロコスミアの初仔が登場だ。現役時代の活躍はまだ記憶に新しいところ。父は2016年の最優秀3歳牡馬に選出されたサトノダイヤモンド。相手として申し分はなく、非常に楽しみな配合となっている。さて、注目の本馬。やや小柄ではあるが、バランスの取れた馬体をしている。薄手で胴伸びも良く、きれいなシルエットをしている印象だ。キビキビとして素軽い歩様からも芝でこそのタイプだろう。管理予定の四位洋文調教師も「これだけの血統馬を預かるのは光栄。将来を楽しみにしている」と期待の大きな一頭。目指すは母が手の届かなかったGⅠのタイトルだ。
【予想体重】430~450kg
【距離適性】1600~2000m
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母はあと一歩のところでGIの栄光に手が届きませんでしたが、積極果敢なレース振りで、リスグラシューやラッキーライラックなどの強豪と互角に渡り合ってきました。そこに馬産地の期待の大きい父を迎え誕生したのが本馬です。初仔のため、若干小ぶりですが、気性やスラッと伸びた四肢等は、母の長所が引き出されていると思います。母のように長く良い脚を使い、母が成しえなかったタイトル奪取に向けて奮闘する愛娘の道程を、皆様と共有できることを願っています。