2025/10/01　 ノーザンファームYearling
夏の暑さで体調を崩すことはなく、順調な成長曲線を描いていることもあり、9/25に離乳しました。初日はさすがに少しソワソワした様子を見せていましたが、翌日には落ち着きを取り戻し、どっしり構えています。なお、本日、中間育成の位置づけにあるノーザンファームYearlingに移動しました。このまま昼夜放牧を継続し、馬体の成長を促しています。

2025/10/28　 ファンタストクラブ内木村牧場
現在は、屋根付きのダートコースでハッキングを2000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン25秒くらいのキャンターを800m乗っています。上水牧場で放牧を行っていた際には、僚馬に対して随所に気の強さを見せていましたが、当育成場に移動してからは騎乗者の指示に対して実に素直です。集団調教でも、過度に周囲を気にする様子はなく、指示通り追走できています。このまま口向きをしっかり整えながら、より前向きに走ろうとする気持ちを引き出すように努めます。

2025/10/31　 目名共同トレーニングセンター
本日、岡田牧場御殿山分場から目名共同トレーニングセンターへ移動しました。

2025/10/28　 様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
現在は、BTCの屋内のダートコースをハロン23秒くらいのペースで1800m、週1回はウッドチップの屋内坂路でハロン20秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。運動量を段階的に増やしても、疲れは見られません。コントロールもしっかり利いており、これといった課題は見当たりません。そのため、この中間からは調教が一番進んでいるグループに合流しています。来月中には、もう一段階運動の負荷を上げて、更なる良化に努めていきます。

2025/11/12　 日進牧場（西舎共同育成場）
11/4に、日進牧場トレーニング場から日進牧場（西舎共同育成場）へ移動しました。

2025/10/28　 エクワインレーシング
本場のウッドチップの屋根付き坂路ではハロン18秒くらいまでペースを上げました。短距離向きの気性に感じられますが、変に気負う様子はなく、4頭併せでも周囲に合わせて動けています。なお、その後は分場のvillageに移動し、屋外のダートコースでのハッキング1600mやトレッドミルによる運動を行う程度に留めました。現在は本場に戻り、坂路で時計を詰めて乗るための態勢を整えています。心身ともにリフレッシュした状態であり、今後の走りに期待が高まります。

2025/10/28　 ヒダカファーム育成場
引き続き、昼夜放牧を継続しながら、現在は屋外のダートコースでダクを2400m乗っています。ダクの距離を延ばしても疲れは見られません。調教を進めていくうちに、人への信頼が深まり、より従順になった印象です。また、先頭を走らせた際の物見は、ほとんど気にならなくなってきました。集中力も高まってきているのでしょう。このまましっかり乗り、来月中に開始する予定のキャンター調教に向けて基礎体力の強化に努めていきます。

2025/10/28　 槇本牧場第1分場
この中間からは、山の斜面を活用した放牧地を使用し、引き続き昼夜放牧を行い、馬体の成長を促しています。最近はエルフ系の産駒によくある気の強さが見られ、いくらかチャカチャカすることもありますが、この時期の1歳馬によく見られる程度。手順を踏んで馴らしていくことで、手を焼くことはありません。馬体面では腹回りがポッコリしてくる等、母の産駒らしい特徴が現れてきました。なお、馬房が空き次第、賀張共同トレーニングセンターに移動する予定です。

2025/10/28　 N&STARトレーニングセンター
現在は、屋外のダートコースでダクを2100ｍ、ハロン23秒を上限としたキャンターを2900m乗っています。キャンター調教を開始してからも、へこたれる様子は全くなく、順調に運動量を増やすことができています。普段はおっとりしていますが、最近は騎乗者が跨ると程よくピリッとして、前向きさが見られるようになってきました。気持ちのオンとオフの切り替えができるようになってきたのでしょう。次のステップへと移行するために、近日中に坂路のスクーリングを行います。

2025/10/28　 三嶋牧場トレーニングセンター
馴致をスムーズに終え、すぐ乗り運動を開始しました。現在は、屋根付きの円馬場でダクやハッキングを乗っています。1頭で乗っても寂しがるようなことはなく、複数頭での乗り馴らしに移行した後も、周囲を気にすることはありません。常にどっしりと構えて、騎乗者の指示に従って動けています。乗り運動を始めているため、いくらか馬体が細くなった印象はありますが、飼い葉をしっかり食べていますので、徐々に回復してくるでしょう。

2025/10/28　 吉澤ステーブル
現在は、屋根付きのロンギ場や牧場内の屋根付きのウッドチップコースでダクとハッキングを2000mくらい乗っています。複数頭で隊列を組んだ乗り運動では、まだ自らの意志で動いているというよりは、他馬について走っている印象です。また、周囲を気にするような幼さを見せる場面もあります。飼い喰いが落ちることはなく、基礎体力は着実に強化されているため、このまま色々な経験を積ませることで、精神面の成長を促すとともに、馬体の成長も図っていきます。

2025/10/28　 N&STARトレーニングセンター
現在は、屋外のダートコースでダクを1200m、ハッキングを2000m乗っています。運動量を増やしてからは、少しピリピリした面が見られるようになってきましたが、手を煩わせるほどではありません。一方で走る際の集中力は高く、馬群に入れた時の力みは徐々に抜けてきています。騎乗者からの指示に対しての反応も素早くなっており、ここまでの調教の成果が表れているようです。このまましっかり乗り込み、キャンター調教の開始に備えていきます。

2025/10/28　 白井牧場トレーニングセンター
現在は、屋根付きのダートコースでハロン23秒を上限としたキャンターを2500m、週2回はコースを1500m乗った後に屋根付きのダート坂路を1000m乗っています。どっしりとした気性であるため、リードホースを任されることも多く、4頭1列や2頭2列の隊列を組んだ調教でも、どの位置で走らせても集中力が途切れることはありません。走ろうとする前向きさも少しずつ出ており、体力もついてきたことから、今後は段階的に運動の負荷を強める予定です。

2025/10/28　 坂東牧場
人の指示に対して素直な反応を示しており、初めて行うことに対しても前向きに取り組めていました。物覚えも非常に良く、背馴らしまでスムーズに終えています。現在は、屋根付きのダートコースでダクを1000m、ハッキングを1000mを乗っています。乗り運動を開始した後も、騎乗者とのコンタクトは良好で、口向きに癖もなく、操縦性に優れています。このまましっかり運動を積み重ね、基礎体力の強化に努めます。来月からキャンター調教を開始する予定です。

2025/10/28　 ファンタストクラブ内木村牧場
移動後も気持ちが昂る様子はなく、飼い喰いも良好です。服部牧場では、馴致がスムーズに進むよう胴締め等の基礎事項を事前に行った上で移動しており、昨日からスタートした馴致も順調に進むでしょう。また、木村牧場ではウォーキングマシーン運動を行っても、洗い場に入れても当たり前のように対応しており、短期間で新しい担当者にもすっかり慣れました。賢い馬なので、手が掛かることなく次のステップへ進むことでしょう。

2025/10/28　 99.9
現在は、BTCの屋内のダートコースでハロン25秒くらいのペースで2400m、ウッドチップの屋内坂路でハロン20秒を上限とするキャンターを1000m、日によってはトレッドミルによる運動も行っています。中間には坂路をハロン18秒くらいで乗りましたが、しっかり対応できていました。また、集団調教にも次第に慣れてきており、人との信頼関係も着実につくることができています。このまま馬体の成長と体力の強化に重点を置きながら、乗り運動を行っていきます。

2025/10/28　 ファンタストクラブ内木村牧場
現在は、屋根付きのダートコースでハッキングを2000m、週2回はダートの屋根付き坂路でハロン25秒くらいのキャンターを800m乗っています。ハミを自ら取っていこうとするのではなく、まだ促されながら進んでいます。また、最近は周囲を気にする時があり、後方で僚馬が暴れるとそれに釣られてしまうこともあります。内に入れたり、外を走らせたりと経験を積ませることで、そうした不安要素を一つずつ克服していきたいところです。

2025/10/28　 ファンタストクラブ内木村牧場
移動後は飼い葉が変わったことが影響したのか、一時的に食欲が落ちる期間もありましたが、今ではすっかり慣れ、完食しています。この中間からは馴致を開始。現在は屋根付きのロンギ場で背馴らしを行っています。人が背に跨ることを受け入れ、一頭での運動でも寂しがることはなく、常歩運動ができています。このまま口向きをしっかりと整え、操作性の向上に努めた上で馬場入りさせる予定です。併せて、基礎体力の強化にも努めていきます。

2025/10/28　 エクワインレーシングvillage
本場のウッドチップの屋根付き坂路ではハロン18秒くらいまでペースを上げました。3頭ずつ横並びで3列の隊列を組んだ調教でも、周囲を気にすることなく走り切っています。ただ、本数を重ねるうちにイライラする面が出てきたため、この中間に一息入れる目的で分場のvillageに移動しています。昼夜放牧を行いながら、屋外のダートコースでハッキングを乗ったり、トレッドミルによる運動を行ったりすることで、心身のリフレッシュに努めていきます。

2025/10/28　 宮内牧場育成場
先週の木曜日に、左後肢の歩様に乱れが生じました。すぐに獣医師の診察を受けたところ「飛節が腫れていますが、熱感はなく、触診反応も示していません。感染症の可能性もあるため、念のため血液検査を行いましたが、数値に異常はありません。もしかすると馬房内で立ち上がろうとした時に捻ったのかもしれません。腫れや歩様が気になるうちは、運動を控えた方がよいでしょう」との所見を得ました。現在は、舎飼いにして、患部の様子を見ています。変わらず腫れは残っていますが、歩様は左右差をほとんど感じない程度まで回復しています。水冷等のケアを行い、早期の治癒にも努めていきます。

2025/10/28　 シュウジデイファーム
馴致を進めていく中で、胴締めを行った際に過敏な反応を示したため、性急に進めることはせず、本馬の気持ちに寄り添いながら反復して練習を行ってきました。理解が深まるにつれて、徐々に落ち着いて取り組めるようになっています。現在は、屋根付きのロンギ場でドライビングと背馴らしを行っています。人が腹這いの状態で背に乗ることに対しても、気にする素振りは見せず、慎重に進めてきた成果が表れているようです。このまま基礎事項の習得を徹底していきます。

2025/11/12　 様似町軽種馬共同育成センター
BTCのウッドチップの屋内坂路をハロン18秒くらいまでペースを上げて乗ってきたところ、両前肢の球節に腫れと熱が生じました。そのため、エコー検査とレントゲン検査を行った結果、獣医師から「右前肢は外側、左前肢は内側に種子骨炎と繋靭帯炎を併発しており、右前に比べると左前の症状が進行しています」との所見を得ました。なお、今後の治療方針を相談し、トリミング手術（従来の保存療法とは別に、近年行われるようになった繋靭帯の損傷した組織を取り除く外科的処置）を行うことも検討しましたが、種子骨の化骨を待ってから手術を行った方が望ましいとの判断に至り、当面は保存療法で様子を見ることになりました。現在は本場に移動し、舎飼いしています。概ね3か月は乗り運動を控え、ショックウェーブ治療等を併用しながら回復を促していきます。

2025/10/28　 パッショーネ
今月の上旬にモモセRFから戻り、現在は屋内の角馬場でハッキングを2000m、屋内のダートコースでダクを1000m、ハロン26秒くらいのキャンターを1600m乗っています。父の産駒は気難しい傾向があり、また母の産駒には気負いやすい面があるようですが、現時点では落ち着いて動けています。元々のメンタルの強さに加え、先月の修行の成果も出ているのでしょう。ここまで順調に経過しているため、近いうちにウッドチップの屋内坂路コースを経験させる予定です。

2025/10/28　 ヒダカファーム育成場
現在は、屋外のダートコースでダクを2400m乗っています。一緒に調教を行っている馬を先導できるくらい、どっしり構えており、精神面で頼もしさを感じます。馬体面では、背丈が伸びてきただけでなく、全体的に筋肉量が増えていることで、見た目も動きもしっかりしてきました。それでもまだ、腰高な体形をしていることからは、ますますの変化が期待できそうです。このまま馬体の成長を阻害しないように留意しながら、より一層の体力の強化に努めていきます。