ポイント
母ブランダムールは芝1200m戦で5勝。キーンランドCでは0.1秒差の4着したように重賞級の能力の持ち主でした。繁殖としても成績は上がってきており、姉セレッソデアモールは2勝を挙げています。本馬は父に高松宮記念を制したビッグアーサーを迎えたことで、よりスピードの強化を狙った配合になりました。背が高く、骨格のしっかりした迫力ある馬体。まさに牡馬顔負けといったところです。四肢も太くて丈夫そう。バランスは取れています。また、胸が深く心肺機能が高そうなことも好印象。総じて短距離向きと考えて良いでしょう。意図した通りに出ました。脚捌きは素軽く、芝でこそのタイプ。ある程度ゆとりのある体形をしていますが、血統面からも活躍の舞台は電撃の6ハロン戦と思われます。両親から受け継いだ韋駄天のDNA。狙うは春秋スプリントGⅠ制覇です。

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生粋のスプリンターをつくりたいと考え、芝1200mで5勝した母ブランダムールに、今回思い切って父にビッグアーサーを選択しました。本馬は母に似た体形をしていますが、馬格が大きく出やすい父の影響もあるのか、さらに一回り大きいパワフルな馬体に出ました。父も母も短距離馬なので、本馬も芝1200mのスペシャリストとして、父の爆発的なスピードを受け継ぎ、母を超えるオープンクラスでの勝利を期待したいと思います。

主な兄姉・近親
母：ブランダムール、おじ：ゴッドヘイロー、いとこ：ラインカリーナ