ポイント
2007年のJBCスプリントを地方所属馬として初めて制したフジノウェーブ。芦毛の快速馬は、御神本騎手とのコンビで10連勝するなど生涯59戦を戦い23勝を挙げ、ファンを熱狂させた。本馬はそんなフジノウェーブ、キネティクスの重賞勝ち馬兄弟のめい。生産者の笹島氏にとっても大変思い入れの深い血統である。5勝した兄オールインワン、伏竜S(OP)3着のグランドディアマンなど兄弟の成績も優秀。活力ある牝系の血を引く本馬は、父に二冠馬を迎え、骨量、筋肉量とも豊富な、非常に見栄えのする力強い馬体に出た。フットワークも豪快でスピード感に溢れている。完成度の高い馬体から仕上がりも早く、芝、ダートを問わず能力を発揮し、高いステージで活躍してくれるだろう。
【予想体重】470~490kg
【距離適性】1200~1800m
生産者からのPR
母はホッカイドウ競馬で11勝。母の兄に2頭の重賞勝ち馬がいます。特にフジノウェーブには多くのファンがいて、光栄なことに地方所属馬初のJBC競走勝ち馬となり、大井にフジノウェーブ記念が創設されました。この血統に期待を込めてドゥラメンテを付けましたが、早世してしまい、益々思い入れが強くなりました。母からのスピード、父のポテンシャルの高さが最大の魅力です。活躍の喜びをたくさんの会員様と分かち合えたら、これ以上の喜びはないと考えています。