2024/04/16
吉澤ステーブル分場
引き続き、パドック放牧を行い、術後の経過を観察しています。中間に獣医師の診察を受け、「術後の喉の状態に問題は発生していませんが、まだ無理をさせる時期ではありませんから、ウォーキングマシーン運動を始めるのは、改めて内視鏡検査を行ってから検討しましょう」との所見を得ています。落ち着いて過ごすことができていますし、体調面で気になるところはありません。今のところ、今月末くらいに再検査を行う予定で、このままパドック放牧で様子を見ていきます。現在の馬体重は504kg。
2024/04/02
吉澤ステーブル分場
現状の喉の状態を確認し、手術を行う時期を検討するため、この中間にオーバーグラウンド内視鏡検査(ポータブルタイプの内視鏡を使用し、野外での運動時に喉の動きを確認するための検査方法。マイクを装着することで呼吸音も同時に録音できる)を実施しました。その結果、喉頭片麻痺だけでなく、運動時に披裂喉頭蓋ヒダを吸い込み、軌道を塞いでいることが確認されました。獣医師からは「喘鳴症の症状を改善するためには、喉頭形成術が必要となりますが、一先ず披裂喉頭蓋ヒダを切除する手術を行い、空気の通りを妨げている原因を排除しましょう。同時に行うことは、馬体への負担が大きくなってしまいますし、喉頭形成術を行うのは遅ければ遅いほうが好ましいですから」との所見を得ました。そのため、昨日、三石のNOSAIみなみ日高支所家畜高度医療センターで披裂喉頭蓋ヒダを切除しました。なお、術後の経過に問題はないため、現在は吉澤ステーブル分場でパドック放牧を行っています。早ければ来週からウォーキングマシーン運動を始め、そのうえで喉の状態を改めて確認し、喉頭形成術を行うタイミングを検討していきます。
2024/03/26
吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒くらいのペースで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。一定の間隔をおきながら、坂路でハロン16秒の調教を行ってきました。回数を重ねるごとに動きや手応えが良くなってきたため、この中間からは毎週乗るようになりました。変わらず呼吸音は気になりますが、今くらいの運動を行う分には影響はありません。脚取りもしっかりしています。しばらくは、今くらいのトレーニングを継続し、心肺機能の向上を図っていきます。
2024/03/12
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。先週末にも、坂路をハロン16秒くらいで乗りました。前回に比べると道中の力みはいくらか抜けて、ラストの手応えにも余裕があったように感じられます。このまましっかりとトレーニングを重ねることで、毎週、坂路をハロン16秒で乗れるだけの体力の強化に努めていきます。現在の馬体重は500kg。
2024/02/27
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。馬体に厚みが出る等の成長に加えて、現状の調教メニューでは呼吸が苦しそうになる面も見られないため、この中間は坂路をハロン16秒くらいで乗りました。序盤に勢いよく駆け上がっていきましたが、道中は力んでしまい、最後は促されながらのフィニッシュとなりました。今後も定期的に強めの調教を課すことで、終いまでしっかり走れるように鍛えていきます。
2024/02/13
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。馬体に厚みが出たことで、走りに力強さが増してきました。また、今くらいの運動の負荷にも慣れ、普段から活気に満ちています。変わらず呼吸音は気になりますが、苦しそうにする様子はないことから、坂路のペースを上げることを検討しています。
2024/01/30
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。年末年始に1週間程度一息入れたことで、馬体のシルエットがひと回り大きくなっています。また、見た目だけではなく、現在の馬体重は496kgと先月から12kg増えており、数値面からも成長が感じられます。なお、調教時の呼吸音はラスト1ハロンくらいから気になってきますが、体調面などその他で気になるところはないため、このまま乗り進めていきます。
2023/12/26
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。変わらず呼吸音は気になりますが、今くらいのペースで乗る分には苦しくなることはありません。脚取りには力強さが感じられます。現在の馬体重は484kg。運動の負荷を上げながらも増えているように、徐々に背丈が伸びて、フレームが一回り大きくなっています。ここに筋肉が付いてくれば、より見栄えのする馬体になってきそうです。しばらくはペース上げず、喉の状態を確認していきます。
2023/12/22
吉澤ステーブル
BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターを1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗ってきたところ、呼吸音が気になるようになってきました。そのため、本日、喉の検査を行い、喘鳴症との診断を受けました。獣医師からは、「喉頭片麻痺が見られ、軽い症状とは言えませんね。現状、軌道を塞いではいませんが、左側の披裂軟骨の開閉が鈍くなっています。苦しさはなく、動きに影響は出ていなくても、ゆくゆくは喉頭形成術(麻痺した披裂軟骨を呼吸時に閉じてしまわないように引っ張り上げて、開いたままに固定する手術。麻痺を治すわけではないため、引っ張る強さや固定する位置によっては、症状が治らない場合もある。また、開いたままになるため、飲食物が気管に入り肺炎を起こすリスクもある)を行う必要があると思います」との所見を得ています。なお、喉の組織が成熟しないまま手術を行うと、馬体の成長に伴い、固定する位置や引っ張る強さが変わり、喘鳴症の症状が再発する可能性が出てきます。そのことを踏まえ、今後の進め方を検討した結果、麻痺が完全に進み左側の披裂軟骨が完全に機能しなくなった時点、加えて馬体の成長がある程度おさまるタイミングで行った方がベターとの考えから、しばらくは経過観察していくことになりました。
2023/11/28
吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで1000m、週1回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターで乗っています。隊列を組んで調教を行う際にはリードホースを任せても、馬を追走する形でも集中力を欠くことはありません。僚馬の中では一段と大人びているように感じられます。このまま順調に乗り進めることができれば、年内に坂路での15-15も視野に入ってくるでしょう。現在の馬体重は476kg。
2024/04/16
吉澤ステーブル分場
引き続き、パドック放牧を行い、術後の経過を観察しています。中間に獣医師の診察を受け、「術後の喉の状態に問題は発生していませんが、まだ無理をさせる時期ではありませんから、ウォーキングマシーン運動を始めるのは、改めて内視鏡検査を行ってから検討しましょう」との所見を得ています。落ち着いて過ごすことができていますし、体調面で気になるところはありません。今のところ、今月末くらいに再検査を行う予定で、このままパドック放牧で様子を見ていきます。現在の馬体重は504kg。
2024/04/02
吉澤ステーブル分場
現状の喉の状態を確認し、手術を行う時期を検討するため、この中間にオーバーグラウンド内視鏡検査(ポータブルタイプの内視鏡を使用し、野外での運動時に喉の動きを確認するための検査方法。マイクを装着することで呼吸音も同時に録音できる)を実施しました。その結果、喉頭片麻痺だけでなく、運動時に披裂喉頭蓋ヒダを吸い込み、軌道を塞いでいることが確認されました。獣医師からは「喘鳴症の症状を改善するためには、喉頭形成術が必要となりますが、一先ず披裂喉頭蓋ヒダを切除する手術を行い、空気の通りを妨げている原因を排除しましょう。同時に行うことは、馬体への負担が大きくなってしまいますし、喉頭形成術を行うのは遅ければ遅いほうが好ましいですから」との所見を得ました。そのため、昨日、三石のNOSAIみなみ日高支所家畜高度医療センターで披裂喉頭蓋ヒダを切除しました。なお、術後の経過に問題はないため、現在は吉澤ステーブル分場でパドック放牧を行っています。早ければ来週からウォーキングマシーン運動を始め、そのうえで喉の状態を改めて確認し、喉頭形成術を行うタイミングを検討していきます。
2024/03/26
吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒くらいのペースで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。一定の間隔をおきながら、坂路でハロン16秒の調教を行ってきました。回数を重ねるごとに動きや手応えが良くなってきたため、この中間からは毎週乗るようになりました。変わらず呼吸音は気になりますが、今くらいの運動を行う分には影響はありません。脚取りもしっかりしています。しばらくは、今くらいのトレーニングを継続し、心肺機能の向上を図っていきます。
2024/03/12
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。先週末にも、坂路をハロン16秒くらいで乗りました。前回に比べると道中の力みはいくらか抜けて、ラストの手応えにも余裕があったように感じられます。このまましっかりとトレーニングを重ねることで、毎週、坂路をハロン16秒で乗れるだけの体力の強化に努めていきます。現在の馬体重は500kg。
2024/02/27
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。馬体に厚みが出る等の成長に加えて、現状の調教メニューでは呼吸が苦しそうになる面も見られないため、この中間は坂路をハロン16秒くらいで乗りました。序盤に勢いよく駆け上がっていきましたが、道中は力んでしまい、最後は促されながらのフィニッシュとなりました。今後も定期的に強めの調教を課すことで、終いまでしっかり走れるように鍛えていきます。
2024/02/13
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。馬体に厚みが出たことで、走りに力強さが増してきました。また、今くらいの運動の負荷にも慣れ、普段から活気に満ちています。変わらず呼吸音は気になりますが、苦しそうにする様子はないことから、坂路のペースを上げることを検討しています。
2024/01/30
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。年末年始に1週間程度一息入れたことで、馬体のシルエットがひと回り大きくなっています。また、見た目だけではなく、現在の馬体重は496kgと先月から12kg増えており、数値面からも成長が感じられます。なお、調教時の呼吸音はラスト1ハロンくらいから気になってきますが、体調面などその他で気になるところはないため、このまま乗り進めていきます。
2023/12/26
吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン18秒を上限としたキャンターで1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗っています。変わらず呼吸音は気になりますが、今くらいのペースで乗る分には苦しくなることはありません。脚取りには力強さが感じられます。現在の馬体重は484kg。運動の負荷を上げながらも増えているように、徐々に背丈が伸びて、フレームが一回り大きくなっています。ここに筋肉が付いてくれば、より見栄えのする馬体になってきそうです。しばらくはペース上げず、喉の状態を確認していきます。
2023/12/22
吉澤ステーブル
BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒を上限としたキャンターを1000~2000m、週1、2回はウッドチップの屋内坂路で1000m乗ってきたところ、呼吸音が気になるようになってきました。そのため、本日、喉の検査を行い、喘鳴症との診断を受けました。獣医師からは、「喉頭片麻痺が見られ、軽い症状とは言えませんね。現状、軌道を塞いではいませんが、左側の披裂軟骨の開閉が鈍くなっています。苦しさはなく、動きに影響は出ていなくても、ゆくゆくは喉頭形成術(麻痺した披裂軟骨を呼吸時に閉じてしまわないように引っ張り上げて、開いたままに固定する手術。麻痺を治すわけではないため、引っ張る強さや固定する位置によっては、症状が治らない場合もある。また、開いたままになるため、飲食物が気管に入り肺炎を起こすリスクもある)を行う必要があると思います」との所見を得ています。なお、喉の組織が成熟しないまま手術を行うと、馬体の成長に伴い、固定する位置や引っ張る強さが変わり、喘鳴症の症状が再発する可能性が出てきます。そのことを踏まえ、今後の進め方を検討した結果、麻痺が完全に進み左側の披裂軟骨が完全に機能しなくなった時点、加えて馬体の成長がある程度おさまるタイミングで行った方がベターとの考えから、しばらくは経過観察していくことになりました。
2023/11/28
吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで1000m、週1回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターで乗っています。隊列を組んで調教を行う際にはリードホースを任せても、馬を追走する形でも集中力を欠くことはありません。僚馬の中では一段と大人びているように感じられます。このまま順調に乗り進めることができれば、年内に坂路での15-15も視野に入ってくるでしょう。現在の馬体重は476kg。
2023/10/31
吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのキャンターを1000m、週1回はウッドチップの屋内坂路で乗っています。乗り馴らしを終え、上旬よりBTCでの調教を開始しています。様々なコースを利用し、経験を積ませている段階ですが、どこでも堂々とした立ち振る舞いで、指示に対してもしっかり応えています。また、運動量が増えている中でも、現在の馬体重は461kgと増加していることは良い傾向と言えるでしょう。
2023/09/26
吉澤ステーブル
8月中旬に吉澤ステーブルに移動しましたが、元々、人懐っこいところのある本馬。新しい担当者ともすぐに打ち解け、環境の変化にも時間をかけずに順応し、すぐに馴致を開始できました。何事も素直に受け入れて、胴締めや鞍着けもすんなりこなし、人を背に乗せても戸惑う様子は見られません。牧場内では一番調教が進んだ組に属しており、現在は場内の角馬場でダクやハッキング主体に10頭ほどの隊列調教を行っています。開始当初はよそ見をする等、落ち着かない様子でしたが、自分が何をすれば良いのかを理解すると、翌日からは集中して調教に臨めています。本馬の理解力の高さが感じられます。このまま乗り馴らしを進め、近いうちにBTCでの調教を開始する予定です。
2023/08/10
吉澤ステーブル
本日、辻󠄀牧場から吉澤ステーブルに移動しました。
2023/06/29
辻󠄀牧場
引き続き、昼夜放牧を行っています。肩やトモの筋肉をより大きく見せ、頼もしさがでてきました。ひと夏を超した時にどのような成長を遂げるか、今後が楽しみです。
※馴致・育成は吉澤ステーブルで行う予定です。
2023/04/25
辻牧場
辻牧場に移動後も環境の変化にすぐ適応しています。そのため、現在は昼夜放牧を行っています。元々どっしりと構えた気性の持ち主であるように、初対面の馬たちの中でも、自らのペースを乱すことはありません。人に対して従順な面は変わることなく、新しい担当者にもすぐに慣れています。引き続き昼夜放牧を行い、心身の成長を促していきます。
2023/04/03
辻󠄀牧場
3/31に桑田牧場分場から辻󠄀牧場に移動しました。
2023/02/28
桑田牧場分場
引き続き、日中放牧を行っています。当歳時は小柄な印象でしたが、右肩上がりの成長曲線を描いており、周りの馬に成長が追いついてきました。馬房内でも放牧地でも多少のことでは動じず、ゆったりとそして堂々とした立ち居振る舞いが印象的です。なお、3月末には辻󠄀牧場に移動する予定です。