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2024/11/01
豊洋牧場大富支場
本日、レントゲン検査を行い、獣医師からは「骨端炎は、大方治まっている」との診断を得ました。しかし、骨端炎の影響で片方だけ骨の成長が活性化することで肢軸にズレが生じ、前肢が湾曲(左右の腕節の間隔が肩幅より広くなる)する症状が進んでいる点を指摘されました。通常は、骨端炎が出ることで肢軸にズレが生じるケースが多く、骨端線(長骨の端の近くにあり骨の成長を促す部分)の閉鎖に伴い、自然に元の状態の戻ろうとする働きが出てきますが、本馬の場合は逆で、成長過程で肢軸のズレが起こり骨端炎を生じた可能性が高いとの所見で、そのままの状態で固まってしまうことも考えられます。また、まだ骨端線は残っているため、今後の骨の成長に伴い、より湾曲してくることも否定できません。現状を踏まえると馴致、調教を始めるにも相当の時間を要してしまうことは濃厚で、仮に調教等が上手く進んだとしても、より負荷の掛かる中央のレースでは前肢に故障を発生する率が高くなりそうです。そのため、関係者間で協議した結果、残念ながら募集を取り下げることになりました。募集中に、このようなことになりましたことを深くお詫び申し上げます。なお、出資会員の皆様には通知書面を発送致しますので、ご確認くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
2024/10/29
豊洋牧場大富支場
この中間に左前肢の膝の内側に熱を帯びるようになったため、レントゲン検査を行いました。獣医師からは「骨端炎(長骨の骨頭付近にある骨端軟骨の炎症。発症は若齢期に限られる)の症状が出ています」との所見を得ています。なお、特に触診痛はないため、昼夜放牧を継続。放牧地では患部を気にすることなく、元気に走り回っています。来月に入って改めてレントゲン検査を行い、育成場に移動する時期を検討する予定です。現在の馬体重は430kg。
2024/09/24
豊洋牧場大富支場
引き続き、当歳の頃から行っている昼夜放牧を継続しています。トモの筋肉量が豊富で、胸前から胴回りにかけてボリュームがある馬体は、父の産駒傾向通り、ダート向きの力強さが感じられました。秋を迎えて腹袋に実が詰まってくる等、一段と幅が出て、背丈も伸びてきました。腰高の体形から、更に成長してきそうな雰囲気です。従順な性格で、ここまで手を煩わせるようなことはありませんでした。自身の気持ちをコントロールできるタイプのため、馴致もスムーズに進むでしょう。なお、育成を行う予定のパッショーネには、来月中の移動を検討しているため、このまま昼夜放牧を継続し、心身ともにもうひと成長促していきます。
2024/06/27
豊洋牧場大富支場
当歳の頃から行っている昼夜放牧を休むことなく継続しています。
※馴致・育成はパッショーネで行う予定です。