ポイント
初年度産駒からクラシック勝ち馬を出し、更に評価が高まった父ドレフォン。産駒は総じて仕上がり早で、芝、ダートともにマイル前後で好走。勝ち上がり率も優秀で、早熟性と堅実性を兼備している。母は阪神牝馬S(芝1400)の勝ち馬。北米血統を色濃く持つ母系から早熟性とスピード能力が伝わり、2歳6月に新馬戦を勝ち、短距離戦で計4勝。産駒の勝ち鞍はすべてダートで、本馬もダート寄りの適性を見せることになるか。胸前やトモにしっかり筋肉が付き、バランスの良い理想的な馬体の本馬。躍動感のある歩様をしており、大きなストライドで駆ける姿が想像できる。身のこなしや脚捌きから芝への対応も可能かと思われ、2歳戦からオールマイティーな活躍を期待している。
【予想体重】460~480kg
【距離適性】1400~2000m
生産者からのPR
自身は重賞勝ち馬、産駒にOP馬。年齢を感じさせない状態の良さから、本馬を受胎している母を、繁殖馬セールで期待を込めて購入しました。本馬は両親の良いとこ取りのような牝馬らしからぬ逞しい馬体です。快活で体全体を使ったダイナミックな動きをしており、将来が実に楽しみです。血統や馬体からダートの印象もありますが、父の産駒には芝適性が高い馬もいるので、本馬も十分に可能性があるでしょう。どちらにしても高いレベルの舞台で戦える素質馬だと思います。